四分一

四分一

四分一とは金属工芸で使われてきた 日本古来 の色金のひとつで銀と銅の合金のことです。おもに、銅と 南鐐 の合金で、合金の際の、銀の比率が四分の一である事から名付けられました。煮色仕上げで美しい銀灰色を示すことから 朧銀 とも呼ばれています。朧銀には他に銀の表面に 梨地 をつけ、光沢を消したものも含まれます。

四分一には、色の違いから黒四分一白四分一などがあります。黒四分一は 赤銅 を用い、煮色仕上げを行ったものです。白四分一は、銀色に近い白色で、グレーに近い色です。

四分一は、固く、細工がし難い 日本独自 の金工素材ですが、日本の職人たちは、巧みな技術で、彫金を行い、素晴らしい 金工品 の数々を生み出しました。代表的なものに、大森英秀縁頭などがあります。その他、黒四分一地に見事な象嵌細工が施された特別保存刀装具の縁頭、朧銀地に 細密 な 片切彫 が施された白四分一の地金に 魚子地 が丁寧に施された 刀装具 など、日本の金工職人が独自の技を発揮した芸術作品が残されています。片切彫 、毛彫り 、魚子地 、高彫、布目象嵌、金銀象嵌など、素晴らしい 職人技 は、このような合金技術を駆使した素材、素地 によって生かされ、素晴らしい美術品の名品の数々が生み出されて来たのです。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
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  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

煎茶道具や抹茶道具の茶道具持ち込み買取を頂き、綺麗な香合をお譲り頂きました。

写真44枚あります。くわしくはこちら この作品は、江戸時代から明治時代頃に作られた香合一対です。材質は木製で、丁寧な蒔絵が施され、内側や底部にも 梨地 が施されており、香合 としては 上手 の逸品で買取しました。鴛鴦の香合一対で、当時ならではの 高蒔絵 のような 技法 や 伝承 された色々な蒔絵の技法が使われており、人件費が高騰した現在ではなかなか見られない、丁寧に時間をかけて作られた漆芸作品で買取させて頂きました。内側や底部には丁寧に 梨地 が施され、さすが昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 で、上品さの中に躍動感や迫力、水鳥の愛らしさも見られ、優雅で 細密 な作品は当時でも高価な 茶道具 です。長年の時代を経てきた風格が見られる立派な合わせ箱で、所蔵者の蔵番が付いております。ご覧のように、採光の加減で白く光っておりますが、大切に伝承されてきた逸品で未使用品のような品物です。このような大切に伝承されてきた昔の品々は世界のお客様に絶大な人気があります。 香合について説明をさせて頂きます。 香を入れる蓋付きの器で 茶器 のなかではもっとも小器ながら、きわめて多くの 愛玩 (あいがん)的資質を備え、古来茶人たちに珍重されてきました。香合は炉用、風炉 (ふろ)用のほか、炉・風炉兼用があり、材質も 陶磁器 をはじめ 漆器、木地、貝、金属、竹のほかに、自然の果実を加工したものなど実に多岐にわたります。  

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地