埼玉県東松山市のお客様より数点の掛け軸の骨董品宅配買取を頂き、このような日本画の掛軸や水墨画の掛け軸をお譲り頂き紹介します。
売却例の説明
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古い時代 の掛軸で、本紙 は紙本です。合箱が付いております。水墨画の面白い 図柄 で、物外の作品で特徴や表現方法が発揮された 逸品 で買取させて頂きました。表装も制作された昔のままで、当時の古裂の柄や、今では見られない風格が出来の良い作品と一体になり、重みのある掛軸で買取ました。この作品は 保存状態 も良く、水墨画 の昔の 職人技 がみられ、むかしから 伝承 された 技法 を使われています。面白い 図柄 で、状態の良い昔の 掛軸 や茶席の書画、高僧 の書画はお譲り頂けます。
掛軸 について少し説明します。
本格的に掛軸が使われるようになったのは室町時代からの茶道の流行です。室町時代に入ると 茶の湯 (茶道)が隆盛し、茶室の床の間に飾る目的で、水墨画の掛け軸が多く使われるようになりました。この時、茶道における 掛け軸 の重要性を唱えた人物が千利休です。室町時代に掛け軸が一層普及した背景には、この千利休の存在が大きかったといわれています。掛け軸が全国的に普及するようになった時期は、江戸時代以降です。特に18世紀に入ると、江戸を中心に活躍していた狩野派と並ぶように、京都の 画壇 も賑やかとなり、それに伴って掛け軸も注目されるようになっていったと伝えられています。