赤珊瑚

赤珊瑚

●産地
イタリアや、フランス、スペイン、ギリシャなど、地中海沿岸の各国で採取される赤珊瑚のことを、紅珊瑚と呼びます。地中海に浮かぶイタリアのサルディニアという島の名前にちなんで、業界ではサルディとの愛称で呼ばれることもあります。世界各国で採取できるため、希少性は高くはありません。水深50~200mほどの、ダイバーが採取できる浅い場所に棲息しています。

●色味
色合いは、単一で、日本産よりも、やや明るめです。欠点は、他の珊瑚よりも、材質が柔らかく、内部の傷や、内包物が白濁として見られてしまったり、傷穴が多いということです。

●特徴
地中海産の赤珊瑚には、日本産の赤珊瑚と違い、フがなく、珊瑚自体の色ムラが少なく、仕上がり自体は綺麗な珊瑚です。

●使用用途
地中海の珊瑚の原木は、高さ20~30cmほどで、枝の直径も10~15mmほど。他の 珊瑚 に比べると小ぶりであり、そのため、作れる丸玉は6mm前後。フが単一な色調と、小ぶりなことから、ビーズのように束ねたブレスレットや、アクセサリーを作られることが多い種類です。

日本近海では品質の良い赤珊瑚、桃珊瑚白色珊瑚が採れますが、世界の珊瑚の中でも品質の高いとされた地中海産よりも大きなものが多かったため、世界的な注目を集めるようになりました。中でも、高知県で採れる、オックスブラッドと呼ばれる高品質の血赤珊瑚はたいへん価値があります。有名な珊瑚産出地となり、珊瑚は真珠と並んで日本の特産品となりました。江戸時代には 彫刻 などの加工の 技術 も発展し、日本独自 の珊瑚製品が作られるようになり、明治期には優れた輸出品となり、日本の珊瑚製品は世界に認められていきました。 日本古来 の 伝統技術 が生かされた細工の良い 骨董品 や 美術品 の作品は日本のみならず、海外でも人気があります。

日本には、仏教文化や和装の文化、茶の湯 の文化など、日本独自の文化があります。仏教美術 や 神道美術に使用された珊瑚の作品や、着物や髪結いの際に使用した櫛や、 簪 、緒締め、普段使いの 工芸品 、珊瑚製の 装飾品 など、優れた 逸品、名品 が残されています。中には、国宝のものもあります。また漆や 象牙 の上に象牙や螺鈿、珊瑚、翡翠などの宝石を嵌め込む芝山蒔絵印籠などは海外の 愛好家 に人気があります。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

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販売商品 PRODUCT

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

刀装具の小柄や鍔の骨董品出張買取依頼を頂き、金工作品の面白い鍔や小柄をお譲り頂きました。

写真が21枚あります。くわしくはこちら 最近では殆ど見る事のない江戸時代の 金工作品 の 逸品 です。小さな作品ですが、波に龍の 図柄 で、彫金細工 や象嵌細工が素晴らしい 小柄 で買取ました。荒波の地模様が 細密 で丁寧に施されており、龍の 象嵌細工 が一段と際立っており買取ました。また、龍の 象嵌細工 も荒々しい迫力のある昔の 職人技 が冴える作品です。長年の時代を経てきた風格が見られる作品で、ご覧のように、保存状態 の良い品物です。採光の加減で白く光っております。このような 骨董品 の 刀装具 の小柄、お譲り頂けます。 小柄について説明します。 日本刀の鞘に装着されている三所物のひとつで、緊急用の武器や日常使いとして使用されていました。小柄を装着するために 鍔 には半月形の穴が開けられ、鍔に当たらないように作られていました。初期の日本刀は、実戦向きに作られており、三所物は付いていませんでした。お洒落を楽しむようになった江戸時代には、彫金細工 や象嵌細工が施された 金工作品 と変わっていき、三所物の中でも一番目立つ小柄 は、特に精緻な装飾が施されるようになりました。

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