浮世絵版画の骨董品宅配買取依頼を頂き、数点お譲り頂きました。
売却済
写真4枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:D-56
価格:¥800,000-
横幅最大約 13cm 長さ幅約 28.5cm 高さ約 24.3cm
この作品は馬具の鐙です。
江戸時代の金工作品で、素晴らしい象嵌細工 や彫金細工が施された 逸品 です。
鉄製の鐙で、鉄地にご覧のように細かい象嵌細工や 彫金細工 を施すのは難しく、当時ならではの作品です。
地肌に丁寧に施された躍動感のある波しぶきの銀象嵌細工 が作品を引き立て、堂々とした優雅さを感じ、さすが江戸時代の 職人技 と思わせる逸品です。
銘は入っておりますが作者についてはよく分かりませんが、この時代ならではの伝承 された巧みな 技法 の職人技が冴える逸品です。
長年使われてきた痕がありますが、ご覧のように味わいがあり、保存状態 の良い 鐙です。
日本の伝統工芸作品は、近代産業の無い江戸時代から明治時代に代わり、世界の仲間入りをした日本は、外貨を稼ぐ方法がありませんでした。
しかし、日本の伝統工芸作品は、ヨーロッパや世界の万国博覧会に出品すると、絶大な人気で、一躍日本独自の 美術品 として有名になりました。
この為、政府は工芸作品輸出に力を注ぎ、この頃、帝国技芸員の制度も出来、明治から昭和初期頃は素晴らしい 名品 が生まれる時代となりました。
また、明治初期には 廃刀令 が出され、刀や 甲冑 は昔から 伝承 された 日本独自 の金工作品でありながら禁止され、素晴らしい技法を持つ日本の金工職人達は苦労の末、香炉や 花瓶 の 金工作品 に活路を見出すのです。
特に、この頃の金工作品は世界の 万国博覧会 に出品され絶大な人気です。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。