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万古焼

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万古焼( ばんこやき )

万古焼(萬古焼)は、三重県四日市市の代表的な焼き物です。発祥は江戸時代中期。茶の湯 に精進した茶人で、豪商 の「沼波弄山」の茶の趣味が高じ、自ら茶器を焼き始めたのが始まりです。

元文年間(1736~1741)に三重郡朝日村に開窯して、オランダ趣味の 更紗 文様の 赤絵 付けを施した 陶器 を焼き始めました。赤を基調とする 色絵 は独特のもので、異国趣味が喜ばれました。また、万古青磁と呼ばれる 青磁 も作られました。明治以降は、四日市を中心に 急須 など赤土や 素焼きのものが多く作られ、四日市万古と呼ばれています。昭和54(1979)年に 伝統工芸品 に指定されました。現在も茶褐色の紫泥急須をはじめとする茶器や 花瓶、土鍋などが作られています。

万古焼には各時代にそれぞれ特色のある「萬古」の 印が押されています。自身の作品がいつまでも変わらず残るようにと、製品に「万古」「万古不易」の印を捺したので万古焼と呼ばれています。弄山窯の作品は、「弄山万古」「古万古」と呼ばれています。1831年に を再興させた森有節の作を「有節万古」「再興万古」「朝日万古」と呼びます。また、国学者竹川竹斎が1855年に自邸に築窯し、江戸や京都から陶工を招いて作陶させた作を「射和万古」と呼んで区別しています。

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

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  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
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  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

綺麗な柿右衛門の煎茶道具の茶道具売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら すべて手描きで、柿右衛門の面白い煎茶道具の茶壺です。描き込みが綺麗な茶壷で形や模様でが整っており、また 上り の良い品物で買取させて頂きました。未使用品で、貫入 も無く、傷・割れ等無く 保存状態 の良い 完品 で 共箱 がついております。柿右衛門の作品には、柿右衛門本人が制作している作品と、量産された 窯 物(工房)の作品とがあります。本人の作品には「釘彫り」と言われる彫り 銘 が入っており、窯物の作品には 染付 で 銘 が書かれております。御覧のように底部には染付で柿右衛門と銘がはいっており、量産された窯物(工房)の作品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取させて頂いた、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの骨董品や茶道具で、現状のまま販売しております。 濃茶を入れる 陶器 製の濃茶器の事で、抹茶を入れるのに用いる茶器全体を、茶入と言います。大きな茶壺に対して、小壺で、最近では濃茶を入れる容器として濃茶器とも言われています。茶入 には、唐物 茶入と呼ばれる中国産の茶入や国焼茶入と呼ばれる日本で作られた茶入があります。他には、大海茶入で横広の 茶入 や茄子と呼ばれる上にすぼまる形の小型の茶入があり、肩衝と言われる上方部(肩)が横に張り出した茶入も有ります。一般的には、蓋には象牙が用いられ、蓋の裏は金箔が張られて作られております。  

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地