裏千家 家元
裏千家は、茶道流派の一つで、茶道諸流派中最大の流派です。「裏千家」の語は、家元 とその家族らで構成される宗家を指すことも、「一般財団法人今日庵」などの法人組織を指すことも、弟子・門下生を含む流派組織を指すこともあります。裏千家の名称は、千利休からの 家督 を継いだ本家の表千家(不審菴)に対して、今日庵が通りからみて裏にあるためそのように言います。現在の家元は、千利休から数えて、十六代目の玄黙宗室家元です。
裏千家 家元 歴代
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その後、次男宗守は武者小路千家を、四男宗室は裏千家を興こしたのが三千家の始まりです。
各家ともに家元は利休を初代として数えます。
裏千家の家元は四代である仙叟の諱「宗室」を受け継いでいます。
初代 利休宗易(1522年~1591年2月28日)抛筌斎
二代 少庵宗淳(1546年~1614年10月10日)利休の後妻宗恩の連れ子で女婿
三代 元伯宗旦(1578年~1658年12月19日)咄々斎 / 元叔・寒雲
四代 仙叟宗室(1622年~1697年1月23日)臘月庵 / 宗旦の末子
五代 常叟宗室(1673年~1704年5月14日)不休斎 / 加賀藩・松山藩茶道指南初代、指南は幕末まで継続
六代 泰叟宗室(1694年~1726年8月28日)六閑斎 / 宗安と称した
七代 竺叟宗室(1709年~1733年3月2日)最々斎 / 表千家七代如心斎の弟、宗乾と称した
八代 一燈宗室(1719年~1771年2月2日)又玄斎 / 表千家七代如心斎および竺叟宗室の弟
九代 石翁宗室(1746年~1801年9月26日)不見斎 / 寒雲、玄室とも称した
十代 柏叟宗室(1770年~1826年8月24日)認得斎 / 夫人は松室宗江、秀でた茶人
十一代 精中宗室(1810年~1877年7月11日)玄々斎 / 三河国奥殿藩主大給松平乗友の子
十二代 直叟玄室(1852年~1917年12月8日)又玄少斎 / 京角倉家・角倉玄祐の子
十三代 鉄中宗室(1872年~1924年8月5日)圓能斎 / 対流軒・近代化に尽力
十四代 碩叟宗室(1893年~1964年9月7日)無限斎・淡々斎 / 襲名以前は玄句斎永世、玄句斎宗叔と称した
十五代 汎叟宗室(1923年~)鵬雲斎 / 襲名以前は宗興と称した、2002年に家元を譲り大宗匠「千玄室」と称する
十六代 玄黙宗室(1956年~)坐忘斎 / 襲名以前は宗之と称した
裏千家 家元の作品は高価買取いたします
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歴代宗匠の書付がある作品は、貴重な品物で高価買取対象になることが多いです。
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書付とは・・・
茶道具は、箱入りの作品がほとんどです。
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その場合、蓋の表には何も書かれておりません。
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裏千家 家元の宗匠は歴代おられますが、やはり昔の 古い時代 の宗匠の作品の方が現存数も少なく人気があり、一般的には特別高価買取対象です。
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