彫刻された翡翠

彫刻された翡翠

翡翠は、指輪や、腕輪、器、 彫刻 、 置物 など様々な 装飾品 に加工、彫刻され、現代まで受け継がれています。翡翠は、古い時代 から、緻密 で 繊細 な 彫刻 が施され、私たちの身近に寄り添ってきました。

強い神秘性を持つ翡翠は、きれいな宝石としてだけではなく、その神秘的な色合いから‘‘ 神々しい宝石 ’’として、宗教祭祀に使われてきました。数珠などの玉彫 工芸品 や、彫刻を施した仏像、彫刻された 玉器 など宗教祭祀の中で使われてきたものが、神道美術 や 仏教美術 の中に残されています。仏教をモチーフにした 仏教美術 の作品、また東南アジアで信仰対象である象や蛇などの生き物を 細密 に 彫刻 した作品、またドラゴンなど架空の対象物などにも、秀逸なものが残されています。中国やアジア圏の支配階級の人々は東洋の宝石と称し、古い時代は希少で高価なものでしたので、権勢の誇示に利用していました。権力者たちは、不思議な力が宿ると信じられていた翡翠に、高い 技巧 の彫刻を施して、多くの優れた作品を作らせ、愛好してきました。中国美術の翡翠作品の中でも特に有名なのが、故宮博物院にある翠玉白菜です。非常に高い 職人技 が施された 彫刻 作品の 逸品 で、優れた 古美術工芸品 です。翡翠を使った美術品の中にはこのように 文化遺産 、国宝 級の 美術品 や 美術工芸品 が残されています。

時代が進み、徐々に庶民にも手が届くようになると、翡翠は多くの人から愛される宝石となっていきます。日本には和装の文化があるので日本国内には特に翡翠製の装飾品も多く残されています。中でも、 帯留 や 櫛、 簪 、笄、根付には、良質な翡翠や珊瑚を使ったもの、 日本古来の 伝統技術 である 彫刻 技術が優れているものなど、希少価値が高い 金工作品 や 逸品 が多く残されています。また、数寄者 も多い 茶の湯 の世界でも、翡翠を使った 茶道具 や煎茶道具の 名品 が多く残されています。現代には、日常的に使われているブローチやジュエリーなどアクセサリー、守り神的な意味を持つ亀や龍などを彫刻された翡翠は、肌身離さず持ち歩く宝石パワーストーンとして人気が高いです。

 

 

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

お問い合わせ・買取のご相談

075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

※ご予約の買取業務は定休日も行っております。

FAX 075-571-8648

買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

  • 金工作品
  • 根付
  • 竹籠
  • 煎茶道具
  • 刀装具
  • 印籠
  • 中国美術
  • 李朝
  • 鍔・小柄
  • 兜
  • 日本画
  • 古陶器
  • 甲冑
  • 銀製品
  • 掛軸
  • 伊万里
  • 鉄瓶
  • 櫛・帯留
  • 浮世絵・版画
  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
  • 仏画
  • 洋画
  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

お買取りさせて頂いた品物はこのように価格表示してお店やホームページで販売、掲載しております。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

久しぶりに骨董品宅配買取で鎧兜をお譲り頂きました。

写真が3枚あります。くわしくはこちら この作品は明治時代の 甲冑 で、当世具足と言われる鎧の一様式で、鎧櫃に入っており買取させて頂きました。兜は鉄製で 鉄味 も良く、細部まで非常に丁寧に作られており、筋の部分には銅の覆輪が施されております。最近ではこのような昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 はなかなか無く、貴重な 逸品 で買取しました。漆塗が施された三つ巴の前立の装飾も美しく、昔の 職人技 が素晴らしい兜です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い 鎧兜 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 鎧兜の説明を少ししますと、甲冑(鎧兜)とは、甲(鎧:よろい)及び冑(兜:かぶと)のことで、胴体部分を守る鎧と、頭部を守る兜からなる防具です。江戸時代に入り、天下泰平の世の中になると、甲冑(鎧兜)は、武士の威風を示すための道具になります。実戦での使用がなくなったことで、甲冑(鎧兜)には様々な装飾が施されるように。そして、幕末から明治維新の時期においては、武器の進化に追いついていくことができなかった日本式甲冑は、防具としての役割を終えました。

アクセス

京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地