買取実績 buy

ホームページをご覧になり、金工作品を沢山販売しているので京阪電車で大阪より来店頂き、面白い骨董品の金工作品をお譲り頂きました。

売却例の説明
写真が21枚あります。くわしくはこちら
横幅約 18.9cm 縦幅約 10.9cm 高さ約 10cm

先に品物の紹介をさせて頂きます。京都の 著名 な金工作家、加藤宗巌(明治32年生まれ)の作品です。加藤宗巌は、鍛金や彫金の 技法 を用いて詩情溢れる生命の息吹きを表現した金工作家です。昭和初期頃より 日展 を中心に活躍し、動物や花などのモチーフを取り入れた心情豊かな作品を制作しています。鉄は硬くて鉄地を用いた金工作品は貴重な 逸品 で、一枚の鉄板を叩いて伸ばしながら形づくっていく鍛金と鏨や鎚で金属を装飾していく彫金の技法を用いて作られており、日本独自伝承 された昔の 職人技 が見られる金工作品です。細かく丁寧に施された彫金細工象嵌細工が、昔の職人技の素晴らしさを物語っております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。共箱 が付いております。このような素晴らしい 茶道具骨董品金工作品 は外国のお客様にも人気がありますので、買取させて頂きます。

この金工作品は鉄に 彫金細工 が施されており、日本古来 の彫金細工について少し説明させて頂きます。日本の 金工品刀装具、また 甲冑 で製作する際に必ず使われる製作技法が彫金細工です。その種類は、糸鋸や鏨で切り取った「透かし彫り」や、地金を彫り模様や図案・文字を入れる「毛彫り片切彫」などの種類があります。また、地金の裏から大きく打ち出した後、表から細部を押さえていく「打ち出し」の 技法 もあります。本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法が「象嵌」です。他には地金の表面に細かい目を入れ金箔や金糸を打ち込む「布目象嵌」などがあります。

このお客様のご事情を説明させて頂きます。相続で品物を貰われて、分からない 骨董品 をお持ちなのですが、サッパリ分からないので、一度見て頂きたいと品物を持って来られました自分は趣味も無いので、専門の骨董店に見てもらい、売却しようと思われていたようです。買取価格を表示すると、思われているより高値だったようで、売却頂きました。このお客様は大阪のお客様ですが、ホームページをご覧になり、当店の近くの京阪電車で来店頂きました。京阪電車は大阪から30分もあれば来られます。

金工作品売却の詳しい説明はこちら