不老不死

不老不死

翡翠はエメラルドグリーンと言われる深緑色をした宝石で、古くからは中南米インカ文明や中国の代々の皇帝に珍重されてきました。翡翠はパワーストーンや誕生石としても人気の宝石です。現在でも中国やアジアの国々では東洋の宝石、不老不死の象徴として、翡翠は特に絶大なる人気があります。秦の始皇帝も 愛玩 していたと伝えられており、秦の始皇帝の遺体は、玉・翡翠で覆われているという伝説も残されています。このように中国の支配階級にとっては、翡翠は金や他の宝石よりも価値のあるものとして重宝されてきました。腕輪などの 装飾品 や器、精細な 彫刻 を施した 置物 や 小箱 の飾りなどに使われており、その 名品 の数々が残されています。

翡翠の産地は世界的にも限られており、希少で、中でも半透明で深緑色の翡翠の品物は重宝されます。中国美術では、台湾の故宮博物院にある、翠玉白菜が代表的な翡翠作品で、 細密 な細工をされた翡翠の 骨董品 としてたいへん価値があります。このように古くから、翡翠は不老不死、生命力の象徴として、アジア圏で特に愛されてきました。

日本には和装の文化があるので日本国内には特に翡翠製の装飾品も多く残されています。中でも、 帯留 や 櫛、 簪 、笄には、良質な翡翠を使ったもの、 日本古来の 伝統技術 である 彫刻 技術が優れているものなど、希少価値が高い 逸品 が多く残されています。また、数寄者 も多い 茶の湯 の世界でも、翡翠を使った 茶道具 や煎茶道具などの名品が多く残されています。

このように翡翠の歴史からみても、翡翠が太古の昔から大切にされてきた宝石であること分かります。古くから翡翠は、不老不死および生命の再生をもたらす力を持つと信じられており、不老不死を象徴する石として大切にされてきました。深い色を帯びた半透明で深緑色の良質な翡翠、また昔の 職人技 が生かされた彫刻や細工の素晴らしい翡翠の 逸品 、ジュエリーなどアクセサリーとしての翡翠の名品など、翡翠には骨董価値があります。近年、アジア圏の方々は、彫刻された翡翠の 帯留 や 簪 などをネックレスやブローチなどのアクセサリーに加工し直して使用したりもするようで、良質な翡翠を使った品物は現在たいへん人気が高まっています。

 

 

古美術やかたの店内写真

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TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

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075-533-1956 11:00~18:00(定休日:月・火)

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買取は古美術やかたへ!老舗骨董店ならではの6つの技

買取商品一覧

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  • 櫛・帯留
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  • 骨董品の翡翠
  • 銀瓶
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  • 骨董品の珊瑚

販売商品 PRODUCT

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

面白い仏画の骨董品売却依頼を頂き、掛け軸や中国美術の仏画を出張してお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら このような作品は、日本ではチベットの仏画などの話をさせて頂いている事が多くありますが、この時代には大乗仏教や小乗仏教があり、このような 仏教美術 の仏画も残されております。このような仏画で昔の日本の時代では、もちろん平安時代以前の仏画ですが、この作品も本歌の作品にしては、色合いもしっかり残っており、やはりのちの時代に描かれた 逸品 だと思われますが、買取させて頂きました。このような 保存状態 の悪い作品でも、仏画 は本来の時代でなく、日本の江戸時代や明治時代の仏画の骨董品でも、中国の人々には人気があり買取させて頂きます。 タンカについて少し説明させて頂きます。タンカはチベット仏教の仏画の 掛軸 の総称である。主にチベットで作られたものを指すが、チベット仏教を信仰するモンゴルや中国でも製作されています。ネパールの掛軸は通常ポーバーと呼ばれるが、タンカと呼ばれることもあります。初期のタンカは大きさ、形状、画題などが確立されていないが、時代が下るに従って形式が定まってきています。典型的なのは綿布を白土で塗りつぶして表面を平滑にし、顔料で絵を描き、絹の表装(下地)に縫い付けたものです。 タンカは元々、仏教の僧が村々を回って仏教教義や釈迦の伝記などを解説するために作られ、持ち運びが便利なように掛軸にされました。チベット絵画はタンカの他に、壁画や砂曼荼羅の形でも描かれています。その 作風 は、8世紀から17世紀頃までは「ベンガル・ネパール方式」と「カシミール様式(グゲ様式)」に、18世紀以降は「中央アジア様式」と「中国・カム様式」に分けられ、ダライ・ラマ6世以降は中国の影響を大きく受けています。

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京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地