堆朱楊成 買取

堆朱楊成は、南北朝時代から21代続く彫漆工で、堆朱の技法を代々受け継いでいます。
歴代の堆朱楊成の作品には、茶道具や煎茶道具、硯箱や香合、菓子盆などがあり、高価買取対象です。
古美術やかたでは相場価格に関係無く、堆朱楊成の作品の入荷をお待ちのお客様も多くおられます。

日本一、歴史ある京都祇園骨董街にあります。

京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。

京都祇園で小売販売している老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。

世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。

買取依頼のお客様に納得して頂くことを第一と考えております。

ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。

京都美術倶楽部大阪美術倶楽部鴨東古美術会京都古書組合東京古書組合に加盟しております。

堆朱楊成の作品ー査定・買取ポイントのアドバイス

堆朱楊成(ついしゅ ようぜい)・特徴と技法

堆朱楊成は南北朝時代から現代まで続く彫漆工で、室町時代以降、堆朱の 技法 を伝えた家系の世襲名です。
初代堆朱楊成は足利家に仕え、1360年に初めて 堆朱 を作る。
その作品が中国元時代の彫漆で著名な作家張成と楊茂の作に劣らぬと言うことから、両者の一字を取り、代々楊成と号する。
二代楊成は足利義政に仕えながら技術を受け継ぐ。
三代楊成も義政に仕え、茶器 を作り始める。
四代から六代は記録が殆ど残っていないが、技術は受け継がれていた。
七代楊成は豊臣秀吉に仕え、茶器を制作。これを「難波彫り」と言い、現在でも非有名な彫る技法の一つとなっている。
八代楊成は彫漆に厚貝、青貝(螺鈿)を入れるという斬新な技法が評判を呼び、堆朱楊成の名声を上げた。
この頃から江戸に住み、活動の中心となる。
十代楊成が徳川綱吉の堆朱師として幕府細工所に召し出されてからは、代々徳川家の御用を勤める。
十五代楊成は西丸御開の折、堆朱中央卓の制作を命じられる。
十八代楊成は、日光東照宮の修理など重要な地位での仕事を受け持つようになるが、明治維新 で一時廃業に追い込まれる。
その後、十九代楊成が堆朱技法を研究し、再興を計り、復興に向け尽力した。
 
二十代楊成は、絵画を佐竹永湖、彫技を石川光明に学び、明治29年 襲名 する。
明治40年東京府 勧業博覧会 に彫漆香合3点を初出品し、二等賞を受領、宮内省御用品となる。
その後も 帝展文展日展 に出品し、多数の賞を受賞する。
また、パリ万国博覧会、ニューヨーク万国博覧会にも出品し 受賞 しており、世界に堆朱の技術を広めた。
昭和3年民間功労者として緑綬褒章を受章。
昭和8年帝展 審査員 となり、その後逝去する年まで出品を続け、審査員を務めた。
昭和24年には日本芸術院会員となり、漆芸作家大同会会長、東京都美術館顧問、日本美術協会 理事 等も務めた。
伝統的な彫漆技術に新たな工夫を加えた独自の 作風 を生み出し、丁寧で 緻密 な細工を施した作品を数多く残した。
現在は二十一代目で、高い技術と 伝統 が受け継がれている。

堆朱楊成の作品  作風と買取価格のワンポイント

堆朱楊成は南北朝時代から現代まで続く、世界的に有名な堆朱の彫漆作家です。
歴代の堆朱楊成の作品には、茶道具や煎茶道具、硯箱や香合、菓子盆などがあり、高価買取対象です。
丁寧で緻密な細工が施され、優雅さが漂う素晴らしい彫漆の逸品は高価買取させて頂きます。

楊成は伝統的な彫漆技術に新たな工夫を加えた独自の作風を生み出し、丁寧で 緻密 な細工を施した作品を数多く残しています。
漆芸作品は簡単に造られた作品から時間をかけた力作、またデザインや種類により買取価格は大きく変わります。
堆朱楊成の場合も、若年 に作られた作品よりも、独自の境地を築いた晩年の芸術的センスの高い漆芸作品が高価買取対象です。
 

堆朱楊成の作品をお持ちのお客様、お気軽にご相談ください。

堆朱楊成の作品の場合は、購入された時から入っている箱(共箱)は大切な箱で、共箱には堆朱楊成の自筆のサインと 落款 が押されています。共箱は、保証書も兼ねており、有る・無しで、買取価格は大きく変動します。

汚れや傷みがある場合でも、現状のままお持ちください。

鑑定証 の有無に関わらず、まず当店で無料の 真贋 の判断やアドバイスをさせて頂きますので、お電話でご相談ください。一般的に 絵画 の 鑑定 は、美術俱楽部やそれぞれの指定された 鑑定機関 で行われており、その場合、真贋を問うだけで、約3万円~5万円かかり、有料です。

【所定鑑定人・鑑定機関

当代 堆朱楊成

当店では高額な作品も扱っております、一例ですがご覧ください。
お買取りさせて頂いた作品は価格を表示してホームページや店頭で販売しています。

堆朱楊成をはじめ買取させていただいた作家の作品も数多くあります、是非ご覧ください。

当店には堆朱楊成の愛好家やコレクターのお客様もおられ、新しい作品の入荷をお待ちです。
堆朱楊成の作品をお持ちのお客様は、お気軽にご相談頂ければ、適切なアドバイスをさせて頂きますので、是非お問い合わせ下さい。

古美術やかたの店内写真

メディアにも多数ご紹介いただいております

TV出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。

堆朱楊成(ついしゅ ようぜい)略歴

明治から昭和にかけて20代まで業を伝える、漆工芸の 堆朱技法 を伝えた家系。

始祖初代長允は名を長充といい、足利家に仕えた。
足利義詮の命で延文年間(1356~1361)に、日本で初めて堆朱を作ったと伝えられる。
中国、元代の堆朱の著名な作家張成と楊茂の作に劣らぬということから、両者の一字をとって、その子孫も代々楊成を名乗った。
その子孫は代々堆朱楊成を 襲名 し、彫り物を工夫して、明治維新 で廃業するまで江戸幕府に仕えた。

初代 長充 生没年不詳。
足利氏の臣で1360年に初めて堆朱を作った。

2代 長辰
足利義政に仕えながら技術を受け継ぐ。

3代 長貞
2代同様に足利義政に仕え、茶器を作っていた。

4代~6代 記録がほとんど残っていないが、技術は受け継がれていた。

7代 長親
豊臣秀吉に仕え、茶器を作り、7代の作る茶器を難波彫と言われ、高い評価を受けた。

8代 長宗
作品は彫漆に厚貝、青貝等を入れ彫りこむ、新たな 作風 が特徴である。

9代 名は不明。
長善承応時代に楊成を継ぎ、1680年に死去した。

10代 長是
この代から徳川家(10代は徳川綱吉)に仕え、1719年に死去した。

11代 長盛
1719年に襲名、1735年に死去。

12代 長韻
1735年に襲名、1765年に死去。

13代は長利
1765年に襲名、1779年に死去。

14代は均長
1780年に襲名、1791年に死去。

15代 長蔭
1791年に襲名、西丸御開の折、堆朱中央卓の制作を命じられた。

16代 長英
1811年に襲名、1848年に死去。

17代 長邦
1820年に襲名。
時代の変革期であり、晩年 に剃髪、 を浄友とした。

18代 国平
1860年に襲名、1862年に日光東照宮の修理に携わるが、明治維新の影響で一時廃業。

19代 経長
1866年に18代の長男として生まれる、通称は好三郎。

20代 1880~1952年
18代・楊成堆朱平十郎の次男として生まれる。

21代 現在
高い技術と伝統が受け継がれている。

 

 

 

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

綺麗な柿右衛門の煎茶道具の茶道具売却依頼を頂き、宅配でお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら すべて手描きで、柿右衛門の面白い煎茶道具の茶壺です。描き込みが綺麗な茶壷で形や模様でが整っており、また 上り の良い品物で買取させて頂きました。未使用品で、貫入 も無く、傷・割れ等無く 保存状態 の良い 完品共箱 がついております。柿右衛門の作品には、柿右衛門本人が制作している作品と、量産された 物(工房)の作品とがあります。本人の作品には「釘彫り」と言われる彫り が入っており、窯物の作品には 染付 が書かれております。御覧のように底部には染付で柿右衛門と銘がはいっており、量産された窯物(工房)の作品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取させて頂いた、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの骨董品や茶道具で、現状のまま販売しております。 濃茶を入れる 陶器 製の濃茶器の事で、抹茶を入れるのに用いる茶器全体を、茶入と言います。大きな茶壺に対して、小壺で、最近では濃茶を入れる容器として濃茶器とも言われています。茶入 には、唐物 茶入と呼ばれる中国産の茶入や国焼茶入と呼ばれる日本で作られた茶入があります。他には、大海茶入で横広の 茶入 や茄子と呼ばれる上にすぼまる形の小型の茶入があり、肩衝と言われる上方部(肩)が横に張り出した茶入も有ります。一般的には、蓋には象牙が用いられ、蓋の裏は金箔が張られて作られております。  

 

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